ロケ地巡り 2020-8
6月に20周年になるクランボン、今年は諸々の影響で行くタイミングが無かったのでお盆期間の40度越えでも構わずレッツゴー。
ちょうどタンクカバーもおよそ出来上がってそれなりの見た目になったので15年前のリベンジも兼ねて、ついでに東松山周辺のロケ地をあたることに。
まずは主目的のハカランダことクランボン。
建物左手の駐車場よりそばくら側の広い所によく停める。始の部屋が設定されてる地下室(1階とも言う)の出入り口になる蕎麦屋さん側。
作中では橘さん、ハカランダにはあまり出現しなかったのよね。殆どが虎太郎ハウス。
ハカランダ前、どちらかと言えばモタードを置きたい場所。
夕方にハカランダから行ける範囲でついでの便、なので久し振りに18話のレンゲル水門に。
ここは放送当時、友人に連れられて行ったきりで場所も覚えてなかったのを、地球の本棚経由でどうにか突き止めて到着。ロケ地ガイドに載ってないのであとで投げておこう←
2004年の当時は整備して間もない頃で、出来立てみたいだった。さて15年ぶりに見たその光景とは。
車両禁止の柵があるので敷地の外に置いて徒歩で。
わぁい草ぼーぼー。
トリミングしてないけど、18話後半、望美と別れてレンゲルバックル拾いに行ったのがこの場所。
ここの円形階段の上で強制変身(レンゲルの可愛いポーズ)がされた所。後ろの鉄塔と石垣で見分けて頂戴。
その階段の下がブルースペイダーとレッドランバスを並べて二人が駆け付けた所。
一回場面を戻して。
睦月がバックルを投げては戻ってくる恐怖の梁田清之タイムがこの角度。
立ち位置はほぼ変わらず、円形階段上で河川側からのカメラと、陸側からのカメラで分けてるだけ。
円形階段の後ろ側、水色の大型パイプの標本施設?が睦月のアップの後ろにも見えるので見つけて頂戴。キャプチャ画像は載せませんあしからず。
桐生レンゲルに交代して対岸に。あんた自動操縦でグリーンクローバーキチンと扱って移動したの数百メートルかいって話なんだけどそれはさておき。
剣崎と橘も数百メートルを追いかけます←
始も合流して、大乱闘リモートブラザーズに参加するのだけど。橘はギャレンバックルをお返しして手ぶらで巡回してたから変身する二人の後ろで見学。
カメラを反転させるとレンゲル側(背景に水門が見える)の場面に。しかし整備はされてないし、レジャー用地みたいな柵だったのが鉄柵に変更されてたし、水害の影響でもあったかなあという感じで。作中とはだいぶ雰囲気違うと思う。
ところで始さんモタードでこれ降りてきたよね?
この角度降りてきたよね?
歩きで降りるとつま先に体重集まる角度よ?
自分でもやろうと思えば出来るんだろうけど、やりたい角度ではないなあ。コース慣れしてる人なら簡単そうな角度だろうけど。
夏の空にスピニングダンス雲。
日が沈む頃に睦月のバイト先に移動。オロナミンCはちゃんと買ったよ(当たり前
お店いえど気付けば閉店してる昨今、営業が続けられているようで何より。
マミーマートからひと山登ると石坂ゴルフ、1話のBOARD敷地があるのだけど会員制ゴルフだし基本的には中に入れないものとしてどうぞ。
でっかいコネでもあれば敷地内の写真撮れるのかなー。さすがに拝み倒すとかはしたくない。後のファンに影響出そうだしね。
ゴルフ場入り口の手前に架かる橋も実は公道ロケ地。
雪が舞う中で始がカリスに変身するシーンがこの橋の上。
車両搬送のスケジュールとかの中でやりくりしてたんだろうなあと。剣はバイクの出番が多くて大変良い作品です。
人類基盤史研究所が解体されたあと天王路から人手に渡り、いまではゴルフ場に・・・とか余計な設定をこじつけるといいです。だめですかそうですか。
今回のロケ地巡りはここまで。
トリミング。この真ん中の柵のところが睦月の立ち位置。注意書きの小さい看板が増えてた。
さて本日はこれにて。次はどこにしようか。
ダディコレ2004
◇ジャケット M65
作中で着用しているものは米軍払下げ品の可能性があるものの確定材料なし。フロントのジッパーがシルバー(アルミ)で、多く出回っているゴールド系は開いたときに色違いが目立つのでご注意。その他肩のループなし、ポケットの型違いなどM65タイプの市販品はバリエーションが多い。
◇ネックレス ダイヤマーク
市販品のアクセサリー。天地にAマークがついた物もあるが作中はダイヤのみ。黒以外にも赤の塗料が入った物も出回っている。ボールチェーンはメッキ。切れると困るので時々交換しよう。
◇腕時計 CITIZEN
作中に日比谷公園で小夜子から貰った物。杉下右京と官房長でもお馴染みの日比谷公園。ワインレッドの盤面が橘らしい。右手につけている事から左利きと見る考察もあるがラウザーは基本右撃ち、また件のまずいパスタを食べるフォークも右手である。
橘に倣ってずっと右手に腕時計をしていたら右手が当たり前になったので、右利きでもなんら問題ない事がわかる。
◇指輪 ダイヤマーク (左 人差し指)
ネックレスに同じく市販品。メッキの物とシルバーの物があるが作中はメッキと見られる。念のため両方持っているが特に意味はない。と言うか全部で4つある。剣崎のリングは右手、橘は左手。変身ポーズで前に出す方の手で揃えたと見られる。
◇ブレスレット ヘンプ編み (左手首)
手作りでも調達できるが高いものではないし、買ったほうが早い。橘は赤と黒のダブル。
◇携帯電話 Vodafone
放送当時既に型落ちで、入手機会ギリギリだった。ストラップはネックレスを転用して自作したが作中の物とは異なる。
◇PDA (アンデッドサーチャー)
TOSHIBA Genio e(Windows機)を使用したもの。スマホのひとつ前の時代。携帯電話的な能力はないのでこれ単体ではインターネットに接続できない。バンダイ的にはファイズの年にスマートパッドを商品化しているがスマートレディが少し使った程度。こちら市販品のアンデッドサーチャーの方がよく出てた印象(ひどい) 2台持っているのでひとつは中身入れ替えてサブ端末にしてみたい。
◇ヘルメット SHOEI (当然右)
HORNET ADMIXのTC-5。新型で同じカラーパターンが出れば買いたいが出ない。出るわけがない。これも3つ買った。
2020.5.1 ひとまず公開。
ラウズカード、そのサイズ
はじめに「仮面ライダー剣」におけるライダーシステムをおさらいしよう。
平成ライダーにおいて肉体変化や装着型など多様なパワーソース、変身形態が出来上がった中、2019年現在でも剣のライダーシステムは少々、異様なものだ。
BOARDの開発したライダーシステム1号<ギャレンアーマー>ならびに2号<ブレイドアーマー>、またイレギュラーではあるが3号として<レンゲルクロス>となる。
余談ではあるがカリスについては<カリスベイル>と称され、「ヴェール」つまるところ"化けの皮"だと設定が物語っているのではないかと推察する。
カリスを除く3ライダーの各システムは、あくまで人間が作った機械的な物だ。それではG3やファイズと同じ装着型なのかと言われると、そうであるが何かが違う。パワーソースとなるアンデッドを封じたラウズカードにおいてはクウガなどと同じ、超常的な遺物、古代の産物なのである。さらに超全集などにて書かれる装備品の素材は「ミスリル」などのファンタジー要素が絡んでくる。これはファイズでは「ソルメタル」「ルナメタル」などSF向き軽量超合金であった部分だ。
"魔法の力を科学で制御している"
そういった趣きのライダーシステムなのである。
バックルの後部で脊髄と接続され、装着者の身体に直接アンデッドの力を流し込む。これは伊坂がデータを取っていた融合係数など本編にも反映されている。そして「制御を超えたアンデッドとの融合」がどのような結末に至ったか。それは本編を完走した者ならば知っての通りである。
さてそのラウズカードであるが「変身後のスーツは手袋分厚いなどの兼ね合いで、カードダスサイズでは見栄えが悪いので大きくした」と言う話があった。どこかのインタビュー記事だったと思う。
ただ実際に、劇中ではほぼ全ての場面で大きいサイズのラウズカードが使われている。撮影用に大小合わせて200枚(最低52枚にブランク含め)ものカードを作っている場合ではないのだろうと推察される。
ただしターンアップの機構が複雑なためか、変身シーンで役者が持っている物はDXを改造した物のようだ。これは後年も含めて、プロップ作成のコスト削減に繋がるようで、ある種の定番ともとれる。そのため変身シーンについては
大サイズのカードを持っている→左手にDXサイズバックル→挿し込むシーンでカードダスサイズに小さくなる→ターンアップ(orオープンアップ)
という流れになる。
橘がギャレンバックルを返すシーンではどう見ても挿入できないサイズのチェンジスタッグを一緒に烏丸へ渡している。
蜘蛛の意思に影響された虎太郎が深夜、レンゲルバックルを持ち出すシーンでもトレーにチェンジスパイダーが飛び込む瞬間に小さくなっている。
つまりあれだ。
「ラウズカードはサイズを変えることが出来る」と言うのが多分正しい見方なんだと思う。超暴論。
ラウズカードそのものが魔法系アイテムであり、なおかつよく考えるとバックルでさえ手ぶらから「どっから来たんだ」ってくらいにスッと取り出すので、ひょっとしたら響鬼さんのベルト太鼓のようにバックルも伸縮するものなのかもしれない。
(そもそもアーマーはバックルの中に粒子化されて収まっているらしい)
大きいか小さいか、そんな事はどうでもいい。